ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団

兵庫芸術文化センターに、ゲルギエフ指揮マリインスキーオーケストラを聴きに行きました。

一曲目のプロコフィエフ作曲「古典交響曲」は、ハイドンがプロコフィエフの時代に生きていたらこんな曲を作るのではないかと作られた曲。この曲の和音から始まる冒頭部分がまるで合唱の歌声のように聴こえてきて、初めから引き込まれました。ぐいぐい押し込んで来る力強いフォルテ、ふわっと包み込まれるようなピアニッシモ。超特急で弾かれる16分音符も少しも乱れません。
アンコールで演奏された「火の鳥」は、途中の「子守詩」から始まったらしく、聴き覚えがなかったので何が始まったのだろうと思っていたら、静かで不気味な感じの旋律からだんだん盛り上がっていく圧巻の「フィナーレ」最後のフィニッシュは少しタメた後にドッカーンと締めくくられ、ものすごい観客の拍手とブラボーが沸き起こりました。日本のクラシックコンサートでこんな感動の拍手ってあるんだろうか、って思うくらい。


余韻未だ覚めやらず、少しでも感動をもう一度と、動画を探したので、秋の夜長にお楽しみください(^^)

 

ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団演奏
チャイコフスキー「交響曲6番悲愴」

 

小澤征爾指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏
ストラヴィンスキー「火の鳥」